心に波を立てない

自分にとっては「試練の前日」であっても、他人にとっては「いつも通りの1日」であることをまた忘れかけていた…

 

平日は朝から働き、帰宅後のわずかな好きなことができる時間を満喫する人。

土日は好きな人と過ごしたり、平日できなかった家事をこなしたり、やっぱり好きなことをしたり、しますよね。

好きなように自由に時間を使っている人もいるし、病院で毎日同じ景色を眺めている人もいるけど過ごしている1日は同じ1日なんだよね。

今話題のワニくんもあと数日の命ですが、どうなるんでしょうね…

一度死にかけたような(?)状況になったことがあるのでわかるんだけど、いざ死ぬとなると数秒の間にあれもしておきたかったこれを伝えておきたかったと莫大な量の後悔やり残したことが走馬灯のように溢れ出てくるので皆さんも†黒歴史ブログ†は必ず消してからイキましょうね!

 

 

以前きちんとバレエに通っていた頃、マダムクラスという40〜50代の奥様方との会話で「毎日同じ日の繰り返しになっちゃうから発表会に出て一年のリズムをつけてるの」と言っていたのが結構印象的だった。今でもこの会話を時々思い出すのですが、本当に大学を卒業してから私は毎日同じようなことの繰り返しで、更に大きい単位で同じような一週間のメニューとなり、時々ゴールデンウィークだとか年末のイレギュラーな連休が入るくらいでただただ繰り返し。繰り返していることに対しても特に思うことはないので気づいたらあっという間に数年経っていた。消化しているという感覚。恐ろしいことだ。

そして時間指標にしていた弟もなんと今年大学卒業なのでいよいよ終わりである。

 

 

今まで本番一発勝負が怖いという理由で「受験」というものから逃げ続けてきたのにここ一年で一生分くらい受けてる。

自身に対して思い違いがあるかもしれなくて、自分では極度の不安症だと思っていたけど、同時に心のどこかで「なんとかなるだろう」と思っている部分もある。ただ願望から作った言葉なんだろうけども…

いくら大丈夫だろうと思い込ませてもやはり検定とか試験の前日は本当にナーバスになっちゃう。

そもそも検定の当日に自分とモデルが健康であり寝坊せず、交通機関も滞りなく動き、道中事故もなく、会場に忘れ物もなくたどり着くだけでももう奇跡と呼んでしまっていいと思う。奇跡と呼びたくなるほどプレッシャー、不安要素がある。

その奇跡的状況でまた会場で本番一発の勝負をするのだから怖くてたまらない。こういうの絶叫マシーン好きな人は好きなんですかね?スリル仲間みたいな…私は乗れないので無理です(?)

 

アナログな人間なので試験中する行程を紙に書き出してイメージトレーニングを繰り返す。時間配分もいくつかパターン想定して作ってみたり…

限りなく不安に感じるものをゼロに近づけていく努力をする。でもずっと煮詰めてると耐えられなくなるので吐き出したくなります。

どれほどあっぷあっぷしているのか適当にスマホで書いて投げておくなんてことはよくやります。その見られることを意識していないものにアドバイス?されるなんて想定していない。それはおかしい、違和感がある、こうしたほうがいい。普段だったらこんな私の投げたものに赤ペンをいれてくれるのか、と一喜一憂するところだけれどそうもいかない。自分に向かってくる異を唱えるものに過敏になっていたことを許してほしい。

そんなに大事な時ならSNSなんてひらくんじゃねえってほんとその通りなのですが、他の人から日常色を取り入れて落ち着きたかった。

聞いている音楽がいつもより遅く感じるくらい焦っているけれど、他人にとっては一切関係がなく普通の時間が流れている至極当然。自分中心に世界回りかけたらおしまい。

この緊張から解放された後はイイもダメも全ては自分に原因があるんだと思い直せるんだけどね。いつまで経ってもおこちゃまなんだよな。まるでダメ。

 

 

そう、今日はまた検定でした!

今回は自校開催ということで通っているスクールが会場となり、審査の先生も時々特殊な授業の講師でいらっしゃる先生+外部の講師の2人、ということで前回の検定よりは気楽に捉えていた。

フレンチネイル5本、グラデーション4本、長さだし1本の内容で先生達も「よほどのことがなければ技術の採点でおちることはないよ〜」と言ってるくらいの感じなのですが、アクシデントなく終われる星に生まれていないので大変なことになった。

一番最初に長さだしを行うのだけど、例えるなら少々湾曲した形に作ったガラスを装着したら完成前に左右真っ二つに割れて片側だけ残るという最悪の状況になり最悪の事態に^^;割った瞬間は息を吸い込みながら悲鳴のような声を出してしまいモデルも絶望的な状況を察した顔。

もはや全部もげてくれればよかったのに片方残ってしまって、これが簡単に外せるものではなく、私は明らかに手が遅い方なので全部やり直しは時間が足りない。その場で「出直してきます」といって片付けて帰ってこようかなと考えたレベルでどうしようもない。練習でもこんなことになったことはない。ので想定してなかった情けない。

これまでもプレッシャーとか舞台の本番前だとかはわりと何も考えられなくなって過呼吸のような状態になることはあったので、とりあえず全て飲み込んで受け入れて戦うことにした。自分1人だったらもういいやとなっていたかもなので、モデルさんがいて本当によかった。

結局片側に継ぎ足しして上から重ねて〜とかその場でできる最善は尽くせて、透明なので中央に鮮やかな亀裂が残っているもののなんとか爪の形状にできた。うーん、どうかなあ。だめやろなあ。

いつも時間が足りなくて困っていたのにハプニングのせいで更に時間が取られ、タイムオーバー必須と思われるもなぜか時間が余るくらいの勢いで他の行程が完了した。記憶がない。しかもいままでで一番うまい、多分。

以前学祭のステージ照明の演出を担当していた時に雨が降ってきてメモリーに入れていたものが本番直前で抹消された時もわけがわからないまま全て手動でやった演出がすごく好評だったことがある。このなんというか本当に絶望的状況なんだけれども、わずかに成功できる可能性があって精神がギリギリ折れずに持ちこたえた状態がもしかしたら”ゾーン”と呼ばれるアレなのかもしれない。

突然現場でどうにかしないといけなくなった、という危機的状況にこれまでたくさん遭遇してきたせいで多少のことでは折れなくなってきたかもしれない。

自身の無力さに対する怒り、行動への後悔、どうすれば良いかわからない情けなさと不安、もうだめかもしれないという泣きたい気持ち、恥ずかしい気持ち、一気に押し寄せてくるから本番勝負のものは嫌いだよ…

 

 

検定モデルやってくれる友人が幼稚園からのつながりなので幼稚園の話をしたのですが

そういえば大阪の幼稚園からこちらに引っ越してきたときに、転校生だからってクラスの女の子のグループのおままごとに誘われて入ったんだけど1日で抜けました。

ママ役の子が全ての主導権を握っており、犬役の子は永遠にクゥ〜〜ンとかいいながら四つん這いで付いていくことしかできず、子供役の子は犬に対しては指示を出したりできるものの親役には服従するのみ。おままごと初日、なぜか一瞬でこのカースト制度を理解して、”ママの言うこと”を聞くだけの日々を繰り返すのだと察したのです。それ以降雨の日は絵のうまい男の子とポケモンの絵を描きあいっこするか、いたずらっ子2人組みに捕まって馬乗り状態で片方に拘束、片方にスカートをめくられるという日々を送っていたと記憶しています。ちなみに大阪の幼稚園内の記憶が本当に無くて、唯一覚えているのが自分のクラスの担当の若い先生が隣のクラスのベテラン先生から罵声とビンタを食らって泣いていたシーンです。今思うとヤバいですね。

 

 

落ちてる可能性大ですがこれが終われば少し検定はおやすみです。コロナくんも収束してないと開催自体されないし;

忘れてたけどバイトも今月で終わりなので来月からどうしよう^^;

4月からは絵の練習かなあ…

 

 

 

全く関係ないですが本日あんさんぶるスターズ!!Musicが配信されました。

最高です。

 

 

 

最高でした。

 

 

音ゲーム下手くそだからすぐMV見るだけのアプリになりそう;;

 

 

真人間〜〜〜